シティリーグ秋葉原 1/31優勝 悪軸連撃ウーラオス
ガチウェイ!(葛ポケ式挨拶)
お久しぶりです.おしるこ(@bangidori7)です.
前回構築記事を書いたのが一昨年ということで久しぶりのブログになります.
今回は1/31に秋葉原チェルモさんで開催されたシティリーグ東京で優勝することが出来たため,記念に記事を書こうと思います.
正直自分でもこんなに勝てると思わず,何よりも課題がやばすぎてシャドウバースが忙しくて前日から全く寝てませんでした.あほですね.
(サムネ用)
環境考察
時間がなかったので,今回は知り合いのポケモンサークルの人の記事を参考に環境を考察しました.参考にさせて頂いたtentenくんの記事を紹介させていただきます.
非常に参考になった記事なのでぜひ読んでいただきたいです.
この記事を読み,更に土日のシティの結果より自分が考えたTier表は次のようになります.
Tier1:ミュウ
Tier2:アルセウス(水,悪),白馬,ゲンガー,連撃テンタクル,フーパファイヤー
Tier2.5:アルセウスレックウザ,ドガスダイナ,こくば,ニンフィア,アイアント
連撃ウーラオス,ジュラルドン,etc.(多すぎて思いつかない)
Tier3:ドダイトスなどの2進化デッキ
(ミュウはTierSでもいいんじゃないかな...)
今回は雪道環境となると考え,雪道が刺さるデッキとミュウに不利よりのデッキをTier2.5と仮定しました.環境的にはやれると思いますが,構築を工夫する必要があると考えたためです.
デッキ選択
・テンタクルの検討
自分もインテ軸連撃テンタクルは持っており,最有力候補でした.
しかし,実際にジムバトルに参加したところ2勝2敗でした...ダメージ計算ミスと時間切れが敗因です.計算ミスはともかく,時間切れはオポイントの観点からシティリーグ予選で発生してしまうとかなり致命的になると考えました.また,直近のメタとしてこのデッキが上がっていたため,どの程度対策がされるかわかりませんでした.自分も直前までこくばいりのアルセウスデッキを検討していたレベルで警戒をしてました.
・そもそもミュウに何回当たるのか
ミュウについてはシティリーグで全員がウッウロボを持っているとは限らず,予選の4-5回戦で全試合でミュウに当たることはないと考えました.
更に,テンタクル,ゲンガーの台頭より上位に行けば行くほどミュウは減ると考えました.すなわち,上位を狙うなら多くとも2戦ミュウとマッチする可能性があり,半分は別デッキとマッチするため,対ミュウと同様の流れの動きで他のデッキにも勝てるデッキが必要と考えました.
ここで,当日4時に課題がひと段落したため,自分の所持カードからデッキを組むことにして,候補構築を3つに絞りました.
こくばがあるのはカラマネロ対策として最も有効なイカ狩りが出来る為です.はくば作っても一枚はこくばを入れていたと思います.アルセウスバレットのような形にもしたかったですがザマゼンタがおらず,当日確保はリスキーだったのでやめました.
この中で自分が触ったことがあるのは水ウーラオス,ゲンガーでしたが水ウーラオスはミュウが怖く,ゲンガーはテンタクルが怖いというジレンマがありました.
ここでデッキ提出まで残り2時間の段階から,急遽別デッキとして悪連撃ウーラオスの検討を始めました.なぜか*1悪連撃ウーラオスの新レギュ構築が見つからなかったため,Cレギュのリストを見て,現代風にアレンジした形となります.環境デッキからミュウ,ゲンガー,テンタクルを仮想敵としオンラインでなんとかレシピを形にしました.一人回し君最強!
・連撃ウーラオスを選んだ理由
まず,現環境で先手,後手問わず何回相手を攻撃するのかを考えたところ,ほとんどのデッキ(非ルールは除く)が3回の攻撃でサイドをとり切ることを目指していると考えました.れんげきウーラオスも展開のどんどんよぶ,しっぷうづきorオーラバーン,キョダイレンゲキの3回の攻撃であると考えました.現環境では先手が強いとされていますが,れんげきウーラオスはその中で珍しく後手のどんどんよぶのハードルが低く,かつその後も強いと考えました.また,メッソンをとられる分にはVMAXしないことで相手に1-2-2-1のように4回攻撃を要求するサイドプランをとらせることができると考えました.
デッキ構築
使用したデッキに関しては下記のリストになっています.
また,ボール周りは個人的な好みで選んでいるため,9枚程度であればどれでもいいと考えています.それでは,特徴的な所のみ紹介します.
採用カード
・れんげきウーラオスV-VMAX 2-2
試合中に一度使えればいいと考え2-2ライン.ここを増やしている構築もあるが,後述するメタモンVを活用すれば下でひゃくれつラッシュを打つ場合でも二枚活用することが可能であると考えました.二枚落ちは非考慮で.
・メッソン-ジメレオン-インテレオン 4-4-2(クイックシューター)-1(うらこうさく)
うらこうさく系は普段使用している構築からそのままの枚数にしました.クイックシューターがもう一枚欲しいですが,マナフィが少ないと思い2にとどめました.
・チャーレムV 1枚
悪連撃では抜かれていることも多い一枚ですが,連撃テンタクルと対戦する際に欲しかったので採用しました.こいつがいるので最低限マナフィ一枚は何とかなると考えています.
・ナゲツケサル 1枚
悪連撃で抜かれることもある一枚.対ミュウのゲノセクト狩り,連撃テンタクルで壁にできることを考えて一枚採用しました.
・メタモンV 1枚
このデッキを支える影の一枚.れんげきウーラオスにもファイヤーにもなれるカード.つりざおと迷って一枚採用.
トレーナーズ
・ハイパーボール 1枚
裏工作からエネルギーをトラッシュするためにサーチすることのあるカード.ファイヤーの起動に役立ってくれました.
・あなぬけのひも 2枚
このデッキはミュウ対面で後手をとってどんどんよびたいので,入れ替え札を重視して採用.ガラルマタドガスを避けるのにも役立ってくれました.対ミュウでメロエッタを避けるのにも便利です.
・やまびこホーン 1枚
アルセウスジュラルドン対面でアルセウスを2回呼び出すための採用.ミュウ対面で崩れたスタジアムで逃がされたネオラントも呼び出すことが出来ます.ここは環境を見て入れ替えてもいい枠だと思います.
・エネルギー付け替え 1枚
キバナ以外に1ターンでキョダイレンゲキを準備する札.これがあるだけでキョダイレンゲキまでのハードルが下がっていると考えています.サポート以外での疑似的なエネ加速です.枠がないので1枚.
・ヒガナの決意 1枚
前述するハイパーボールと同様でエネルギーをトラッシュしつつ,必要札をキープしたいときに使う.かなり便利な一枚でした.
今回不採用にした検討枠
マナフィの採用は少ないと考えて不採用とした.結果,テンタクルに入っているリストと当たってしまう.マナフィと当たったときはずっとクイックシューターを1回乗せてヨガループ圏内に入れるか,回収ネットを絡めてヨガループを頑張りましょう.
・2枚目の回収ネット
現環境はそんなにターン数をもらえないと考えていたため不採用.結果的には欲しい場面もあったがそこまで困らなかったです.
・ふつうのつりざお
トラッシュしてしまったインテレオンライン,VMAXなどを戻せる枠.結構悩んだもののシティリーグは爆発力が大事だと思い,不採用としました.
シティリーグでのマッチアップ
1戦目 ミュウ 後 勝ち
とりあえずガラルファイヤースタート.相手はゲノセクトを展開するもののvipパスは引けなかった模様でこちらはどんどん呼ぶ+ファイヤーにエネルギーと好調な展開.そのままファイヤーだけで6枚とって押し切りました.残りサイド2枚の時にメロエッタ2枚目を避けてゲノセクトかミュウを前に出してくれたあなぬけのひもが偉かった.
2戦目 ミュウ 後 勝ち
こちらはどんどん呼ぶから入ったら,前にミュウVMAXが来て裏のガラルファイヤーを呼ばれ倒される.すぐに2匹目にキバナを打ちつつミュウをとったところ相手が二枚目のカミツレにたどり着けず勝ち.最初にフュージョンエネをミュウに貼って切っていて二枚目のミュウに手張りのエネを付けられていたので,前に出てくるのはミュウであり倒されたとしても多分二枚目のキバナで勝ってた.
3戦目 アルセウス白馬 後 勝ち
雪道をはりながらどんどん呼ぶをしたら相手がスターバースを使えず事故り,そのまま連撃ウーラオスを押し通して勝ち.
4戦目 ゲンガー 後 勝ち
どんどん呼べずだが裏にメッソンウーラオスを立てることが出来た.相手はガラルマタドガス入り.厳しかったがあなぬけのひもからボスでゲンガーを優先的に狩り,キョダイレンゲキでクロバットも取って勝ち.
5戦目 テンタクル 後 勝ち(お相手の降参)
この時点でほぼトナメ確定が決まっていました.全勝者3人で全勝同士の対戦だったので安心.
相手がマナフィ抜きだったため,チャーレムでループしながらナゲツケサルやメッソンを壁にすることに.時間切れかけていたが,残り時間とお相手が勝ち筋がないことを理由に降参.おそらく竿なくてイカ切れかな?
予選5-0 一位通過
決勝トーナメント
準々決勝 ゲンガー 後 勝ち
どんどんよぶをしたメッソンをフーパで取られるも,しっぷうづきで倒す.
その後前のウーラオスVMAXが相手のゲンガーに削られたものの,手札にキバナがあったのでそのままキョダイレンゲキ.倒された後も再びキョダイレンゲキでゲンガーを2匹とって勝ち.
準決勝 こくば 後 勝ち
相手がこくばで少し苦しかったです.しかしお相手が先手でベンチにポケモンを展開できず助かりました.
裏にファイヤーを立ててどんどんよぶから展開を始め,そのままファイヤーでポケモンを二体を倒してからキョダイレンゲキで勝ち.お相手のエルフーンVStarが来てたら厳しかったかもしれないです.
決勝戦 連撃テンタクル 後 勝ち
先ほどの教訓から極限までポケモンを1-1交換しつつ素早くプレイを行うことを意識した.しかし,お相手まさかの事故でジメレオンが引けずそのまま勝ち.
キョダイレンゲキでイカ殲滅したのがよかったか.最後オクタン狩りを徹底しなくて展開されかけて後悔しました.
結果:全勝優勝!
最後に
ここまで拙い文を読んでいただきありがとうございました.最高の結果になりとても嬉しいです.直前の活動で対戦してくれたポケサーの部員,忙しいながらもジムバトルと調整に付き合ってくれた友人,記事の掲載を許可してくれたtentenくん,そして普段ジムバトルで対戦してくださる松戸勢の方々に感謝します.
最後になりますがシティリーグで運営,対戦してくださった皆様ありがとうございました!